calculator-385506_1280

保険をどうするかの話


筆者である私は最近家計管理のため民間保険会社の総合保障保険から共済保険に乗り換えました



これにより年間にするとかなりの金額の支出を抑えることが出来ました。しかし、実際どうなんでしょうか?

まずは、保険と共済の違いについて考えてみましょう。
簡単な違いから比較してみます。

保険
・不特定多数の人が加入できる。
・民間の保険会社が営利目的で運営。
・幅広い保険内容と多数の保険商品があり、カスタマイズが可能。
・保険業法が根拠で金融庁が監督している。
共済
・特定地域や特定の職業、組織などに所属している人が対象。
・営利を目的としない相互扶助組織が運営。掛金が割安な点がある。
・シンプルな保障内容で選択肢は限られる。
・運営団体によって異なる法令が該当し、農林水産省や厚生労働省が監督。

このような違いがあります。結局どうなの?と思いますよね。

選ぶ際の判断基準になるメリットやデメリットを抑えておきましょう。

保険の場合
メリット
・年齢や健康状態に応じて保険料が設定され保障も比較的に手厚い。
・保障をカスタマイズでき、自分の欲しい保障をカバーした保険商品だけ選ぶことが出来る。
デメリット
・保険料が高くなりすぎることが多い。
・選択肢が多いため選ぶのに迷う。
共済の場合
メリット
・掛金が手頃で年齢などによらず一定。
・シンプルな保障内容がセットになっている。
・割戻金が出る可能性がある。
デメリット
・保障内容は柔軟に選ぶことは出来ない
・種類や地域によって加入出来なかったりする。

選ぶ際のポイント
→貯蓄がある程度あり、シンプルな保障にしたい(必要最低限の保障で十分と感じている)などの場合は共済がおすすめ
→手厚い保障が欲しかったり、色んな保障をカスタマイズしたい(例えば生命保険などで死亡保障だけが欲しい時など)などの場合は保険がおすすめ

実際筆者の場合はどういう判断で乗り換えたのか?

例えばガンなどになった場合の治療にかかる平均医療費は約23万(自己負担3割の場合)になっています。私の場合は大体30万ほどの医療費防衛資金としての貯金が貯まったためそこまで過剰な保障が不要だった。
また、これから保険料を払っていく中で月々8,950円(20代で)を払い続けるのはもったいないと感じたから。
民間保険不要論もあったが精神衛生上何か入っておきたかったから(自分の気持ちの問題)

これらの理由などから民間保険会社の総合保障保険(月8,950円)から共済(月2,000)へ乗り換えました。

最後に自分の思うこと
・貯蓄型保険は辞めておけ→保険は掛け捨てで貯蓄の部分はちゃんと自分で別途資産形成としてやった方が良い
→これは貯蓄型保険は多くの手数料などが引かれる恐れがあるということとiDeCoやNISAなどの資産形成の優遇政策などが用意されていることなどから しっかり選んでやった方が良いと思う。

・必要な保障を見極めようまた、過剰な保障は入れないようにしよう
→病気やケガが不安だと思うとあれもこれも入れた方が良いんじゃないかと思ってしまう(自分もそうでした)
しかし、不必要に保障を詰め込みすぎると保険料が高額になってしまう
だから、病気などにいくらお金が要なのかを調べて自分はいくら必要なのかをしっかりと見極めよう

・小さい子どもがいるなら生命保険(死亡保障)は必要だと思う→残された家族のために考えたいよね

まとめ
この記事が保険や共済を選ぶ際の参考になればうれしい
大事なのは不安で終わらずにいくらかかるのか必要な保障は何なのか?などは数字で分かると何が不安なのかは見えてくると思う