【実績公開】楽天・高配当日本ファンド(日本版SCHD)に3万円投資した結果!初の分配金は?
「日本版SCHD」として話題の「楽天・高配当株式・日本ファンド」。気になっているけれど、新しいファンドだから実績がわからなくて不安…と感じていませんか?
この記事では、そんなあなたのために、私が実際に「楽天・高配当株式・日本ファンド」を3ヶ月間、NISA成長投資枠で積み立てたリアルな実績を公開します!
2025年6月に発表されたばかりの記念すべき初回の分配金についても、実際の受け取り額を明細付きでお見せしますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の目次
「楽天・高配当株式・日本ファンド」とは?注目の”日本版SCHD”
まず、このファンドがどんなものか簡単におさらいしましょう。
- 正式名称: 楽天・高配当株式・日本ファンド(四半期決算型)
- コンセプト: アメリカで絶大な人気を誇る高配当ETF「SCHD」の日本株バージョン
- 投資先: 日本の金融商品取引所に上場している高配当株式
- 特徴: ただ配当利回りが高いだけでなく、財務が健全で、安定して配当を出している「質の高い企業」を厳選して投資します。これは、参照している「ダウ・ジョーンズ日本配当100インデックス(S&P)」という指数の特徴です。
- 決算日: 年4回(3月、6月、9月、12月の各25日)で、分配金が支払われるチャンスがあります。
つまり、目先の利回りだけでなく、長期的に安定した配当収入と株価の値上がり益の両方を狙える、魅力的なコンセプトの投資信託です。
【実績ブログ】3ヶ月間、月1万円を積み立てた結果を公開!
早速ですが、私が3ヶ月前からNISAの成長投資枠で毎月1万円ずつ積み立てた結果はコチラです
- 積立元本: 30,000円
- 時価評価額: 31,405円
- 評価損益: +1,405円 (+4.68%)
積立を始めてからまだ3ヶ月なので少額ですが、損益は堅調に推移していますね。純資産総額も順調に増えているようで、多くの投資家から期待されているのが分かります。
【速報】2025年6月の初分配金は296円でした!
そして、投資家が最も注目していたであろう、2025年6月の第1期決算。
公式からは、1万口あたり100円の分配金が支払われると発表がありました。
では、私が実際に受け取った分配金はどうだったのか?こちらが実際の明細です。
3万円の投資に対して、実際に受け取った分配金は 296円 でした!
NISA口座で購入しているため、税金がかからず全額を受け取れたのは嬉しいポイントです。
さらに注目すべきは、明細にある「うち元本払戻金」が0円だった点です。
これは、ファンドが利益からきちんと分配金を出しており、元本を取り崩す「タコ足配当」ではなかったことを意味します。健全な運用がされているようで、安心して保有を続けられそうです。
楽天・高配当日本ファンドのメリットと注意点
今回の実績と、専門的な分析レポートを踏まえて、このファンドの魅力と注意点をまとめました。
◎ メリット・魅力的なポイント
- 「質の高い」高配当株に自動で分散投資できる:財務健全性や配当の安定性まで考慮した銘柄選定を行っているため、「高配当の罠」を避けやすい設計になっています。
- 分かりやすいコンセプト:「日本版SCHD」という位置づけで、米国で実績のある投資哲学を日本株で実践できる期待感があります。
- 市場の追い風:現在、日本では企業に対して株主還元を強化する動きが強まっており、このファンドの戦略にとって追い風となる可能性があります。
△ 注意すべきポイント
- 運用実績が短い:2025年2月に設定されたばかりの新しいファンドのため、長期的なリターンはまだ未知数です。
- コストがやや割高:信託報酬は年率0.297%(税込)です。本家SCHDと比較すると高めであり、長期的なリターンに影響を与える可能性があります。ただ、十分コストは安いとは思います。
- 元本保証ではない:これは全ての投資信託に言えることですが、市場の状況によって基準価額は変動し、元本割れのリスクがあります。
まとめと今後の投資方針
楽天・高配当株式・日本ファンドは、設定から間もないながらも堅調なスタートを切り、初回の分配金もしっかりと利益から支払われました。
実績がまだ短い点やコスト面などの注意点はありますが、「日本の優良な高配当企業にまるごと投資したい」と考える方にとっては、非常に魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。
私自身、今回の実績とファンドの健全な運用方針を確認して、これからも月々1万円の積立を継続していく予定です。
次回の分配金が支払われた際には、また実績を報告しますので、ぜひチェックしてくださいね!
コメント